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ワークライフバランスは経営戦略

先日の新聞に、残業をしない営業部をテンプスタッフが新設するという記事が掲載されました。子育て中で時短勤務の社員ら12人が所属する女性だけの部署「ダイバーシティ営業部」だそうです。

営業部門がワークライフバランスを推進する上で、最も不安に思われるのが「お客様に迷惑がかからないか?」という点です。一般的に残業が多い営業現場は、「お客様の予定に合わせることがお客様の満足につながっている」という価値観で活動しているわけですから当然だと思います(お客様の予定に応えれば応える程、すべてが緊急事項になってしまう葛藤も…)。だから、組織としてお客様を巻き込み、理解を得ながら進める必要があります。

今回の試み、時短勤務という時間制約のあるメンバーを積極的に集めた点、本気度が伝わってきます。時間制約のあるメンバーは一般的に職場の中では少数派。業務効率をあげる起爆剤になるどころか、残業ができない罪悪感から退職につながることが多いのです。今回、残業なしでやらざるを得ない状況の中で、彼女らの工夫が生まれたり、営業の常識・重要事項と思われていたことが実はそうでもなかったという新たな発見もありそうですね。

この試みでは営業手法や業務フローの見直しとともに、ノウハウを共有・蓄積して、グループ全体の生産性向上につなげることを考えているそうです。どんな結果ができるか注目していきたいと思います。ワークライフバランスが福利厚生の一環であるという認識もまだ残っているようですが、ワークライフバランスが経営戦略であることを示した取り組み例ですね。

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