実践!女性活用お役立ち情報画像

どうする?女性活躍推進 ~女性活躍推進はいい迷惑?!①

4月から女性活躍推進法が施行されますが、ますます女性活躍支援の機運が盛り上がっていくように思われます。皆様の会社では、施行に向けご準備は順調でしょうか?
なんだか盛り上がってはいるものの、どうすりゃいいの?とそれぞれの立場で思われている方々も多く、何かのヒントになれば幸いです。

<女性活躍推進の背景~日本の状況~>

少子高齢化と言われて久しいですが、日本にとって、とりわけ深刻なのが労働力人口の減少です。
アベノミクスの「新3本の矢」の中でも、その背景として、労働政策(女性、若者、高齢者の労働市場参加の実現)と子育て支援政策を同時に取り組まなければ、中長期的な経済発展を支える労働力の確保が困難になると言われています(2014年の労働力人口6,587万人に対して、2050年には4,228万人になると予想)。

特に、就業を希望しながらも働いていない女性は約300万人に上ります。第1子出産を機に約6割の女性が離職するなど出産・育児を理由に離職する女性は依然として多い状況です。また、再就職した場合、非正規雇用者となることが多く、女性雇用者の約6割を非正規雇用者が占めています。

そんな中、ここ10年ほどで、大企業を中心に育児休暇や時短勤務などの制度の整備が進み、女性社員の離職率が改善した企業が数多くみられます。その一方で、会社の過剰な配慮のもと、責任ある業務から遠ざかることで、昇進を望まず細く長く働こうとする女性の意識を創ってしまっている現状もあります。

このように日本の多くの企業で、女性にとっての「働きやすさ」を高めることから、「働きがい」をいかに高めるか、持っている力をどれだけ発揮させられるかに今後の重要な課題がシフトしています。

特に、管理的立場にある女性の割合は約11%で、前述の30%を少数派が占めると意思決定に影響を及ぼすというレベルからは大きな乖離が見られ、ここ数年で政府・企業が本気で取り組むべき課題になっています。

<女性活躍推進はいい迷惑?!>

会社として女性活躍があまり進んでいなくても、社員の方々に訊いてみると、「うちは既に女性が活躍している」という場合もが少なくありません。
「女性活躍は女性の問題」「子供がいないから関係ない」「別に活躍したくない」などという声もよくあります。

つまり、『わたしは関係ない!特に問題なし!』そんな中でいろいろな施策や課題が自分の身に降ってきたら、本当にいい迷惑な感じですね。

しかし、女性活躍推進で取り上げられる、例えば、働き方の問題は、ミドル社員の介護離職やメンタル不全へとつながっていたり、職場のコミュニケーション不全は若手社員の退職や職場全体の生産性ダウンにつながっています。本当は皆、当事者です。

さて、皆様の会社では、以下3つは明確ですか?

●どんな組織を目指すのか?(ビジョン)

●女性活躍推進になぜ取り組むのか?(目的)

●いつまでに何をどのレベルまで達成するのか?(目標)

目標数字だけを追いかけるのではなく、推進の納得感と当事者意識をもてることが大切です。女性活躍推進の本質は、未来に向け会社が勝ち残るための「全員活躍推進」だからです。

サブコンテンツ

ページの先頭へ戻る