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GW映画と成人発達理論

~GW映画と成人発達理論~

 

GWはいかがお過ごしだったでしょうか。

実は私、寺島しのぶさんが好きで、

彼女の主演映画「オー・ルーシー!」を

ひとりゆっくり観てきました。

 

 

この映画、寺島しのぶさん演じる43歳OLルーシーの物語。

観れば元気になるコメディーかと思いきや、

イタくて、重くて、予想を裏切る展開に、

余韻がズシリと残りました。

出演者の方々が演じる「人間臭さ」、そのぶつかり合い、

いや~圧巻でした。

 

 

ところで、成人発達理論では、

人は5つの段階で発達すると言われています。

1から5に向かって階段を上るように発達していくそうです。

ここでいう発達とは、「人の器」と言われていて、

「視野の広さ」や「視座の高さ」と

理解していいと思います。

 

 

この映画、役所広司さん演じるトム以外の

全ての登場人物は、発達段階2の人達に見えます。

(良い・悪いではなく、あまり発達した状態ではない。)

役所さん、出番は少ないものの光を放つような

存在感でした(笑)

 

 

ちなみに、発達段階2とは、

「道具主義的段階(利己的段階)」と言われ、

自分の欲求を満たすために、他者を道具のように見なす段階です。

他者の感情や思考を理解することが難しく、

自分と他者を二項対立のように捉えがちです。

成人のうち10%存在すると言われていますが、

この映画ではみんなこれ。

だから傷つけ合ってしまい、観ていてとてもイタいのです。

 

 

段階2から段階3に行くには、他者の視点や感情を考えることが

課題と言われます。

段階2の状態だと、他者と分かり合えない寂しさや恐れから、

攻撃的になってしまったり、殻にこもってしまいやすいのかも

しれませんね。

 

 

部下に自己中心的なタイプの方がいるかもしれません。

人として嫌いになる前に、

「段階3へ登ろうとしている途中なんだな」とちょっと俯瞰して、

他者の思考や感情を考えるような問いかけや働きかけを

焦らず、意識的に増やしてみてはいかがでしょうか。

 

 

成人発達理論は、人を育成する役割を担う方にとっては、

広い視野で冷静に相手の状況を洞察する、

ガイドラインとなり得るのではないかと思います。

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